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美人女子アナも感動! 日本酒愛あふれる、名フランス人シェフによる「フレンチ×和酒」の

時刻(time):2018-07-31 12:09源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
自他共に認める日本酒好きのフリーアナウンサー「あおい有紀」が“和酒”の魅力を発信! いまや空前の和酒ブーム! 日本酒や焼酎、日本ワインなどの“和酒”が楽しめるお店が急増している。けれども本当においしい魅力的なお店は? そのお店のお酒や料理はどう楽しめばいいの? 唎酒師、焼酎唎酒師、一級フードアナリストなどの資格をもち、大のお酒好きとして各
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自他共に認める日本酒好きのフリーアナウンサー「あおい有紀」が“和酒”の魅力を発信!

いまや空前の和酒ブーム! 日本酒や焼酎、日本ワインなどの“和酒”が楽しめるお店が急増している。けれども本当においしい魅力的なお店は? そのお店のお酒や料理はどう楽しめばいいの?

唎酒師、焼酎唎酒師、一級フードアナリストなどの資格をもち、大のお酒好きとして各メディアで活躍中のフリーアナウンサー、あおい有紀さんが自分の足で探し歩いた「とっておきのお店」を訪れ、選りすぐりのお酒と料理を実際に味わいながらじっくりとその魅力を発信。

今回はいまグルメの街として注目される荒木町のフランス料理店『Maison de MINAMI フレンチ割烹 Dominique Corby』(以下、メゾン・ド・ミナミ)にうかがった。

荒木町の路地裏にあるフランス料理店『Maison de MINAMI フレンチ割烹 Dominique Corby』

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こちらは新宿・四谷、荒木町の路地裏にあるフレンチ割烹『メゾン・ド・ミナミ』です。落ち着いた雰囲気の重厚感ある店内では、日本各地の食材をふんだんに取り入れたフランス料理を、こだわりのワイン(や日本酒と!?)と一緒に楽しめます。

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18~21時まではコースを、21時以降はアラカルトで楽しめるため、1軒目としても2軒目としても利用できます。

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セラーにはワインを豊富に揃えています。日本酒はシェフのドミニク・コルビさんが、ワインはマネージャー・シェフソムリエの近藤将さんが吟味してセレクトしてくれます。

日本酒愛にあふれる名シェフのペアリング提案が面白い!

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シェフのドミニク・コルビさんは赤坂の『トゥールダルジャン』など、数々の名店で料理長を務められた方で、在日20年以上になります。15年ほど前に、日本酒の会でテイスティングしたのをきっかけに日本酒の魅力に目覚め、多くの蔵を訪れ、今のお店でも日本酒を多く揃えています。

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以前からコルビさんは日本酒がお好きで、フレンチとペアリングしていらっしゃるということはメディアでよく拝見していました。一度、私が主催した「日本酒×フレンチ」の会にご参加くださったこともあり、『メゾン・ド・ミナミ』を開店させてからようやくうかがえる機会がありました。

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コルビさんは、優しい語り口でひと皿ずつお酒やお料理の説明をしてくださり、日本酒の銘柄も厳選され、どのような料理と合わせるのかも考えられていて、日本酒に対する愛がとても伝わってきます。

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今回も、お料理とお酒を選んでいただき、その魅力をご紹介したいと思います。

見た目にうっとり、食べてうっとり、お酒をいただいてさらにうっとり

『メゾン・ド・ミナミ』のお料理は生クリームやバター、小麦粉を使わず、素材のよさを引き出しているのが特徴です。ひと皿の分量はかなりある印象ですが、味わいは繊細さが感じられて上品。胃がもたれず、最後までおいしくいただけるのも魅力です。

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取材時に供された1品目は前菜の「鰆のたたき ラタトゥイユ添え」(写真上)。皮目を香ばしくあぶった鰆(サワラ)をお刺身のイメージで厚めにカットし、オマール海老の味噌が入ったトマトソースを敷いてあります。添えられた花ズッキーニの中にはラタトゥイユが入り、ソラ豆、キュウリ、バジルなどの野菜をあしらいます。ボリュームがありますがトマトの酸味がさわやかで、夏をイメージするひと皿です。

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合わせたのは佐賀の「東一(あづまいち) 山田錦純米大吟醸」。鰆の風味や、ラタトゥイユやトマトソースの酸味に、「東一」のきれいなうまみがうまく包み込んで、料理とお酒が握手をするような印象です。いろいろな香りや味わいをもつ食材が、日本酒を合わせることで、一つにまとまるのを実感します。

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2品目は「豆乳と新玉ねぎの冷製ポタージュ」(写真上)。白一色でまとめた美しいスープで、ひと口味わうと玉ネギの甘みとうまみが口に広がります。使っているのは新玉ネギと豆乳だけ。一見、ヴィシソワーズのようですが、生クリームもジャガイモも加えていないため、あと味の軽さに驚きます。中央には海老のタルタルを添え、周りには削った昆布を散らしてあります。

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合わせたのは日本ワイン『シャトー・メルシャン』の「椀子 ソーヴィニヨン・ブラン」。レモンやライムなどの柑橘の香りに加えて、かすかに玉ネギの香りもします。この香りを生かすため、新玉ネギとのマリアージュを思いついたそう。

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スープのあとに味わうと、玉ネギと豆乳のやさしい甘みやうまみを、ワインの酸がほどよく引き締め、全体の味わいをふわっと軽く爽やかにしてくれます。

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3品目はコルビさんのスペシャリテの一つ「鴨のロースト」(写真上)です。『トゥール・ダルジャン』で腕をふるっていただけあって、鴨の火入れが絶妙。しっとりと柔らかな口当たりで、いくらでもいただけそう。鴨のだしを使ったソースを敷いてあり、ヤングコーンの天ぷら、生のアスパラガス、カブやビーツのローストなどの野菜がたっぷり添えられているのもうれしいです。

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こちらに合わせたのは『中央葡萄酒』の赤ワイン「グレイス カベルネ・フラン 2012」。単体で飲むと穏やかな印象ですが、鴨と一緒に味わうと、赤ワインらしい香りがパッと広がり、口の中が華やかになります。日本ワインらしく、あまり重すぎないので、ヤングコーンやアスパラなどの野菜とも合います。

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最近は日本ワインのクオリティも上がっていると感じます。同じ料理でも日本酒とワイン、合わせるお酒で、味わいの印象がまったく違ってくるのが面白いですね。お酒と合わせると楽しみが何倍にも広がります。

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最後のデザートは、「鹿児島産グレープフルーツのソルベ 日向夏のピール添え」(写真上)。あしらわれている黒っぽいペーストはなんと、黒にんにくです! さっぱりとした柑橘の爽やかさとほのかな苦みに、黒にんにくがパンチを与えます。

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こちらのデザートに合わせたのは広島・呉『榎酒造』の「華鳩 さわやか貴醸酒」。オーク樽貯蔵の熟成古酒です。日本酒度はマイナス77度、酸度は4.1。

「ちょっと遊んでみました。この香り、黒にんにくっぽくないですか? あと、オレンジのコンフィチュールのような凝縮感も」と笑うコルビさん。たしかに、この貴醸酒は濃厚で複雑味があり、黒にんにくに通じる香りも。あと味にオレンジマーマレードのような風味があるので、このソルベと日向夏のピールに合います。

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この貴醸酒を飲んで、黒にんにくを添えることを思いついたそう。よほど日本酒を飲んでいる方でないと、こうした組み合わせは思いつきませんね。

『メゾン・ド・ミナミ』のお料理は、ひと皿ずつの量が多く、前菜からそのボリュームに驚きましたが、素材そのものの味わい、魅力を最大限まで引き出した繊細な味わいで最後までおいしくいただけます。まず美しい盛り付けにうっとり、料理をいただいてうっとり、お酒をいただいてさらにうっとり……。コルビさんの世界を皆さまにも体感いただきたいですね。

すばらしい感動と新たな発見に出逢える店にぜひ!

どの組み合わせもそれぞれに楽しめましたが、いちばん印象的だったのはデセールと貴醸酒の組合せ。フレンチにまさか黒にんにくが出てくるとは思いませんでした。けれども、熟成ドライプルーンのような香り、味わい、コクと華鳩貴醸酒の熟成感ある甘みと酸味、樽香が相まってボリュームを感じつつ、グレープフルーツと日向夏の酸味がさっぱりした余韻を演出。この組み合わせにはそうそう出逢えませんし、何よりコルビさんのなせる技に感嘆しました。

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フレンチの料理人の方で日本酒に詳しい方はまだまだ少ない中で、フランス人のコルビさんが率先して日本酒を学び、フレンチと日本酒を合わせようとしてくださるのは嬉しいですね。

ふだん、フレンチで日本酒を飲まない日本人の方も、こちらのお店でコルビさんから日本酒をすすめられたら飲んでみようという気持ちになるでしょうし、すばらしい感動と新たな発見を提供くださる場になると思います。

コルビさんだからこそ伝えられる日本酒の魅力がありますし、これからもシェフの視点で、どんどん和酒の可能性を発信していただきたいです。

なお、コースと日本酒のペアリングを楽しみたい方は、予約時にその旨を伝えると、要望にこたえてくれます。ぜひ、日本のお酒とフレンチの新しい世界を体験してみてはいかがでしょうか。

【メニュー】
おまかせコース(~21:30) 10,000円~
▼バーメニュー(21:00~2:00)
フランス バイヨンヌ産 生ハム2,000円
パテ ド カンパーニュ2,000円
この他、その日の食材でシェフが作るメニューあり
※価格は税込

Maison de MINAMI フレンチ割烹 Dominique Corby

〒160-0007 東京都新宿区荒木町2-9 MIT四谷三丁目ビル2F
03-6868-3550
18:00~翌2:00
日曜・祝日・月曜
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http://www.vinminami.jp/

この記事の筆者:あおい有紀(フリーアナウンサー/一級フードアナリスト/酒サムライ/唎酒師/焼酎唎酒師)


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