
創業者は、元弁護士と元バーテンダー
お酒を飲みながら甘いドーナツを食べる、というイメージはあまり湧かないが、“ニューヨークの食べ物”と“お酒”を着想源にしているドーナツ専門店がある。その意外性がおもしろがられて、バーやお酒のブランドから特別注文がくることも多いという。それが『THE DOUGHNUT PROJECT(ザ・ドーナツ・プロジェクト)』だ。
トロイさんが「いつかドーナツ屋をオープンしたいんだ」と言った時、「私もドーナツが大好きなの。ニューヨークに引っ越してきたら、私もその計画にのらせて」と、今まで撮りためたドーナツの写真を見せたというレスリーさん。
当時、レスリーさんは勤めていた弁護士事務所であまりハッピーでなく、レスリーさんの夫は「トロイさんと一緒に『ザ・ドーナツ・プロジェクト』を始めてみたら?」と背中を押してくれたという。双方の家族から援助を得て、ふたりは2015年10月、ウエストビレッジに1号店をオープンした。
ニューヨークの食べ物とお酒が着想源

今では、ユズやプロセッコ入りのドーナツもある。アイデアはトロイさん、レスリーさん、そしてヘッドペストリーシェフのマディ・チャンカさんで出し合い、マディさんがレシピをつくっている。



アルコールブランドやバーとのコラボも大人気

元々は、バーテンダーだったトロイさんの発案でお酒から発想したドーナツをつくったところ人気が出て、メディアにも取り上げられた。以来、お酒、あるいはバーで出されているサイドディッシュからインスピレーションを得たドーナツをつくってほしいと、お酒のブランドやバーから引っ張りだこになっている。


海外では、ペルシア湾に面する湾岸諸国に関して独占ライセンス契約を結び、最近サウジアラビアに1号店をオープンしている。サウジアラビアで『セクションB』というハンバーガー屋さんを経営している人物がドーナツ屋さんも始めたいと思ってあらゆるドーナツを試食しにニューヨークに来た際、『ザ・ドーナツ・プロジェクト』を一番気に入り、2日続けて来店。そこからライセンス契約に至ったという。
レスリーさんは「湾岸諸国以外とのライセンス契約にも興味があるけれど、国内の他の州にも将来オープンしていきたい」と語っている。
【メニュー】
BACON MAPLE BAR(ベーコン・メープル・バー) $4.50
THE EVERYTHING DOUGHNUT(エブリシング・ドーナツ) $3.75
BLACK GOLD, TEXAS TEA(ブラック・ゴールド、テキサス・ティー) $3.75
THE DOUGHNUT PROJECT West Village(ザ・ドーナツ・プロジェクト ウエストビレッジ)
10 Morton Street New York, NY 10014212-691-5000
月~金 8:00~18:00、土日 9:00~18:00(売り切れにて終了)
無休

この記事の筆者:杉本佳子(ファッションジャーナリスト兼美容食研究家)
【Not Sponsored 記事】