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驚きの神コスパ! 話題のカチクラエリアに誕生したフレンチの、本格なのに癒される料理と

時刻(time):2018-07-19 15:05源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
まるでフランスの街角にあるような下町の一軒家ビストロ 古くからモノづくりの町として知られる御徒町から蔵前にかけてのエリア。近年“カチクラ”の愛称で呼ばれるようになり、若手クリエイターによるクラフト系ショップやスタイリッシュなカフェがオープンするなどして話題を集めている。この街に、今春、一軒の愛らしいフレンチレストラン『らみらむ』が誕生
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まるでフランスの街角にあるような下町の一軒家ビストロ

古くからモノづくりの町として知られる御徒町から蔵前にかけてのエリア。近年“カチクラ”の愛称で呼ばれるようになり、若手クリエイターによるクラフト系ショップやスタイリッシュなカフェがオープンするなどして話題を集めている。この街に、今春、一軒の愛らしいフレンチレストラン『らみらむ』が誕生した。

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有名なおかず横丁からほど近い、住宅や職人の工房などが立ち並ぶ中に、まるでフランスの街角にあるような一軒家レストランがぽっかりと現れる。

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「この物件をひとめ見てここにしようと決めました。」と語る、オーナーシェフの井之上哲也さん。フランス修業時代、多くのシェフたちがパリの有名レストランを選ぶのとは対照的に、郊外の小さな街のレストランを選んだ。独立を見え据えて、料理だけでなくレストランに関わるさまざまな経験を積みたいと考え、選んだ修業先だった。

帰国後、ワイン通にその名を知られた『ヴァン・ヴィーノ・ブリュレ』や、スペインワイン専門のワインバー『エスペルト』などでシェフして活躍。その間も独立するための物件を探し続け、現在の店舗に出会った。

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人々の暮らしが身近に息づく下町は、シェフが思い描いていた理想の場所だった。店名の『らみらむ』は“ラミエラムール(友達と愛)”という言葉から名付けたという。友達に会いに来るように気軽に訪れ、人々に愛される店という願いが込められている。

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外観や店内にユーモラスなキャラクターがちょこちょこと描かれている。これは井之上シェフをイメージして奥様が描かれたイラストだ。眺めているだけで、思わずクスッとしてしまうキャラクターは、シェフの温かい人柄と料理の象徴のようだ。

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店内はカウンター7席(貸し切りで最大8席)。店の中央にどんと置かれたステンレスのカウンターや黒いレザーの椅子がモダンな雰囲気。料理されていく様を眺めたり、シェフとの会話も楽しんだりと距離が近いのもうれしい。

正統派でありながら遊び心いっぱいのフレンチは思わず笑顔になるおいしさ

料理は、前菜からデザートまでの10皿前後のフルコースのみ。この皿数で価格が税込5,800円というから驚きだ。この高コスパは、シェフ一人で店を切り盛りしていることと、コースのみとして食材の無駄を減らすことで実現させた。

カウンターの上にはきちんとセッティングされたクリストフルのカトラリーやリーデルのグラスが並ぶ。リーズナブルでも、きちんとしたフレンチを楽しんでもらいたいというシェフの心意気の表れだ。

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シェフのおまかせコースの中から、いくつか料理を紹介しよう。通年で出している定番もあるが、基本はその時々の旬の食材をメインにしたメニューとなる。

最初の一皿は「コーンのムース縁日仕立て」。フワッと軽いムースは、旬のとうもろこしの甘さがギュッと詰まっており、トッピングのフリーズドライされたとうもろこしがカリカリとした食感のアクセントになっている。スモークした醤油のエスプーマをムースと合わせて食べると、なんと不思議! 懐かしい縁日で食べた焼きトウモロコシの味に変身する。すっかりシェフの料理に魅了されてしまう演出だ。

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次は「ホワイトアスパラガスのブラマンジェ」。どんな料理だろうとワクワクしていると、いきなり真っ白な皿だけが目の前に置かれる。続いて、底にあるツマミをプッチンと折ると、ぷるんとプリンが出てくる、お馴染みの容器に入った料理が現れた。遊び心いっぱいのメニューに自然に笑顔がこぼれる。

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ブラマンジェは、クリーミーな味わいの中にホワイトアスパラガスのほのかな甘みが広がる。添えられているのはキャビア塩とベルガモット風味のオリーブオイル。キャビア塩はうまみのある塩味がアスパラガスの甘さを引き立て、オイルは柑橘系のさわやかな香りが優しい味わいに奥行きを出してくれるため、変化に富んだ味わいを楽しむことができる。

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ユニークな名前のメニューが「本当に緑のサラダ」。以前、働いていたバルでも好評で、リピーター続出だったメニューだとか。ルッコラ、セルフィーユ、ディルなどをたっぷりのジェノベーゼソースで和えており、その名の通り、皿の上が緑一色だ。酸味がないソースのオリーブオイルやチーズのコク、ナッツの香ばしさが、少しクセのある野菜と合わさって、サラダというより一品料理のような存在感がある。

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この日のメインは「ブルターニュ産アルゴアポーク トリュフ添え」。トリュフがある時期はコース料理のいずれかに使われているとか。今回はポークに合わせた。

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アルゴアポークはフランスのブランド豚で、豚特有の臭みが少なく、脂肪がジューシーでサラリとくちどけが良いのが特徴。そのおいしさを生かすため、シンプルに塊のままローストし、トリュフをひらひらとまとわせた。トリュフと共にひと口食べると、甘い肉汁がジュワっと広がり、トリュフの芳醇な香りが鼻を突き抜けていく。シンプルだが、華のある一皿だ。

ワイン通もナットク!こだわりのワインをラインナップ

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シェフがこれまで活躍してきた『ヴァンヴィーノブリュレ』や『エスペルト』は、コンディションを重視したこだわりのワインを出す店としてワインファンに支持されていた。『らみらむ』は、これらの店を運営している業者から同店の料理にぴったり合うワインを厳選して届けてもらっている。ワインの種類は常時60種類。この規模の店ではなかなかない品揃えだ。

絶品の口どけ! フレンチレストランが作る至福のソフトクリーム

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最後に、ぜひご紹介したいのがソフトクリームだ。日本に数台しか入っていないというイタリア製のマシンで作ったソフトクリームは、濃厚な味わいながら、舌触りがとろけるようになめらかだ。

イタリア産ソフトクリームミックスをベースにバニラビーンズなどをプラスして、『らみらむ』風にアレンジ。ミルキーなだけではなく洗練された甘さや香りもあり、ほろ苦いカカオのワッフルコーンとの組み合わせも絶妙! まるで、コースの最後に出てくるデセールのようなソフトクリームだ。

心和む料理で地元民に愛されるビストロ

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井之上シェフの料理のベースとなっている考えは、近代フランス料理の父と言われるオーギュスト・エスコフィエの「おいしい料理は真の幸福の基礎となる(『エスコフィエとともに一年を』辻静雄訳編/木耳社)」。店に来てもらった人に、おいしい料理をお腹いっぱい食べて、満足して帰ってもらいたい。『らみらむ』の料理にはシェフのそんな思いがぎっしり詰まっている。

訪れた人が家族を、そして友人を連れて再び訪れるという。ほっこり心和むフランス料理は、確実に地元の人々の心をつかんでいるようだ。

【メニュー】
シェフのおまかせコース 5,800円
ソフトクリーム 400円
※ソフトクリームはテイクアウトのみ
(昼と夜の営業時間の合間もスタッフが店にいれば販売可能)
※価格はすべて税込

フレンチレストラン らみらむ

〒111-0054 東京都台東区鳥越1-26-2
03-6874-2648
11:30~13:30(L.O.)、18:00~21:00(L.O.)
月曜
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https://www.facebook.com/lamietlamour/

この記事の筆者:小田中雅子(ライター)


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