
食通の間で話題騒然! 名店の系譜に連なる若き実力派
知る人ぞ知る名店が揃う東京・西麻布に、また一軒、美食を楽しむオトナを唸らせる店が現れた。2017年12月7日にオープンした『西麻布 大竹』だ。
兄弟子にあたるのは、わずかオープン1年半で『ミシュランガイド 東京・横浜・湘南 2013』の二つ星に輝いた日本料理の三田『晴山(せいざん)』店主、山本晴彦さん。大竹さんは、その山本さんが独立する際、自分の後任に「ぜひ」と指名したほどの逸材。満を持しての独立開業とあって、すでに食通のあいだで注目を集めている。


本店で修業したあと、山本さんの後を継ぎ、支店の『こがね八祥』で2年、『わかみや八祥』で4年、店長を務めてきた。苦労話を語るようなことはないが、評価の高かった人気店の店長の後を継ぐことが、たやすいことではないということは容易に想像がつく。その大任を見事に果たした大竹さんの実力がうかがい知れる。
驚きのある和食で舌も目も楽しませてくれる逸品たち
コースは、椀物、先付、刺身、焼物、揚物、煮物、ご飯、デザートなど10品ほどのお任せとなっている。いずれの料理も、名店出身らしく、食材選びや調理、器などすべてに行き届いた気配りが感じられ、シンプルながら旬の素材のうまさを引き出したものばかりだ。
昆布だしは、羅臼や利尻など異なる種類の昆布を使うだけでなく、同じ種類の昆布を使っても状態により、まったく取れるものが違ってくるという。毎日、昆布の状態を見つつ、また季節に合うように、カツオ節などの配合を変えて調整していくのだそう。長年の修業で研ぎ澄まされた感性で生み出されるだしが、すべての料理のベースとなっている。
料理人の技とセンスが収れんされた絶妙な一皿を堪能しよう!


極細の白糸のような姿からは、素材がジャガイモだとは想像もつかない。よくよく見るとプチプチしたものが交じるがそれがトビコである。ひと口食べると、シャクシャク、プチプチした食感がなんとえも言えず楽しい。
このハリハリとした歯ごたえを出すには熟練の技がいるのだとか。数え切れないぐらいこの料理を作り続けている大竹シェフにも、難しいと思わせる一品だ。
先ほどのおからといい、どちらも地味であまり主役には使われない素材だが、料理人の技とセンスが洗練された一品に仕上げる。日本料理の奥深さをつくづく思い知らされる。


「日本料理の定番が出てきてもつまらないじゃないですか。あ!とお客様に思ってもらいたいですね。純粋にお料理を楽しんでいただけたらと思います」と大竹さん。
この他に、火入れが完璧な旬の魚やジビエの炭火焼き、松葉ガニの甲羅のエキスで炊き上げる松葉ガニの炊き込みご飯(季節のご飯)、クリームチーズを使った安納芋のブラマンジェなど最後の一品まで、確固たる和食の技術に支えられた美味が連なる。
至福のひとときを約束する美味い酒も揃ってます

メニューはお任せのコースのほか、22時以降は、3品程度のミニコースやアラカルトが注文できる。コースは1カ月ごとに季節にあった内容に変更される。
東京という新たなステージで、大きく羽ばたいていく若き才能の料理をぜひ堪能してみてはいかがだろう。
【メニュー】
コース 15,000円
ミニコース(3品ほど。22時以降のみ) 3,000円
※価格は税抜き
※サービス料は別
西麻布 大竹
〒106-0031 東京都港区西麻布1-4-23 コア西麻布1F03-6459-2833
18:00~翌2:00
不定休

この記事の筆者:小田中雅子(ライター)
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