
宮城の新しいブランド米が、イタリアンな仕立てで大変身
近年「ササニシキ・ひとめぼれを超える新たなブランドを」とばかりに、続々とリリースされる宮城の新ブランド米。実はこの新ブランド米を主役に据えた、かつてないイタリアンを提供する店がオープンしたのをご存知だろうか。それが、『農家イタリアン米屋十米衛』だ。

惜しまれつつクローズした、店出身のシェフが再び腕を奮う
シェフは廣瀬竜一さん。仙台のグルメなら、この名前にピンと来る人も多いかもしれない。かつて広瀬通り沿いにあった『リストランテ・ダ・ルイジ』のオーナーシェフであり、フィレンツェで「ハプスブルグ家公認料理人」の称号を得たことで知られる、腕利きの料理人だ。『ダ・ルイジ』は2016年に惜しまれつつ閉店したが、ここでまた廣瀬シェフの料理に出逢えるとは……。

もっちり玄米「金のいぶき」は、ぜひリゾット仕立てで
では、どんなメニューがでて来るのか。ご紹介していこう。

「金のいぶきのリゾット」は、このほか常時8種類ほどを用意。季節でだしの素材や野菜を変えているため、「次回はどれをオーダーしようか」と、再訪の楽しみもふくらむ。シェフによると「具材の取り合わせで、玄米の個性の現れ方もまったく変わる」そうので、ますます期待が募るというものだ。
新ブランド米「だて正夢」はなんとサラダの具に!


ドルチェでは2種の新ブランド米を一緒にどうぞ!
食後のドルチェは「金のいぶきとリコッタチーズのタルト」と「だて正夢とずんだのタルト」を合盛りにしたデザートプレート(写真下)を。
一方、“だて正夢”のタルトは塩味をきかせたずんだと、控えめな米の甘みが響きあい、和菓子を思わせるしっとりとしたテイスト。同じ「米のタルト」でも、まったく異なる個性のドルチェになっている。
料理は「食材の中」にある。それを見つけることがシェフの仕事
「米」という素材ひとつで、これほどまでに多彩な表現をする廣瀬シェフ。そのアイデアはいったいどこからくるのだろう。「時間があれば、いつも考えていますよ。炊いた米と冷やした米を常に用意して、思いついたらまず米を味わってみるんです。以前イタリアで教えを賜った師から、こう言われたことがあるんです。『お前は料理に手を入れすぎる。料理は作るのではなく、素材の中にあるんだ』と。だから素材ととことん対話して『お前の中にあるメニューは何だ』と問い続けることを、今は大切にしているんです」。
取り合わせの意外性に反し、その味は決して奇をてらったものではない。素直に「おいしい」とため息の出る「お米のイタリアン」を体験しに、ぜひ『農家イタリアン 米屋十米衛』へ足を運んでみてはいかがだろうか。
【メニュー】
金のいぶきのリゾット・海老とズッキーニ 1500円/ハーフ800円
だて正夢の彩りサラダ 750円
ランチドルチェ(金のいぶきとリコッタチーズのタルト、だて正夢とずんだのタルト)ランチ料金+300円
※価格は税抜
農家イタリアン 米屋 十米衛
〒984-0075 宮城県仙台市若林区清水小路5-6 1F022-281-8455
11:00~15:00(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)
なし
https://r.gnavi.co.jp/mtj3cr170000/
この記事の筆者:吉田美奈子(ライター)
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