お茶の水女子大学で地理学を専攻する『地理×女子』監修のまち歩き。今回は東京都渋谷区の表参道を歩きながら、明治神宮内にある御苑まで出かけます。その土地の地理をひも解いたら、明治神宮御苑にある日本屈指のパワースポットにつながる深い関係が見えてきますよ。一年のはじまりにぜひ歩いてみませんか?
まち歩きのはじまりは表参道駅から

キャットストリートにある渋谷川の痕跡をたどって

表参道駅から千代田線明治神宮前(原宿)駅前付近まで表参道を半分ほど、緩やかな下り坂を歩き、ちょうど原宿警察署神宮前交番がある歩道橋に差し掛かったところで、キャット・ストリートの愛称で知られる「旧渋谷川遊歩道路」にちょっと寄り道。こちらは表参道とは対照的で、小規模なショップやレストランが立ち並び、裏原宿を核に形成されるデザインやファッションの先端的なエリアとして人気があります。

地理でわかる裏原宿とパワースポットの意外な関係

そもそも、渋谷川の源流はどこにあるのでしょう?この一帯の地理をひも解くと、一説では渋谷川の源流は、現在のキャットストリートを渋谷川として、上流部は原宿駅の裏側に広がる明治神宮御苑の池までつながっているといわれています。四季折々の自然が楽しめる緑豊かな明治神宮は都心のオアシスであり、国内外問わず人気の観光スポット。その中にある御苑には武蔵野特有の面影を残した雑木林の庭園が広がり、そのいちばん奥深いところには日本屈指のパワースポットとしても知られる「清正井(きよまさのいど)」があります。そこが渋谷川の根源なのだと。ということで、キャットストリートから明治神宮前駅までは緩やかな上り坂を歩きながら、明治神宮御苑まで足をのばします。
川の根源を目指して表参道から明治神宮へ

22万坪という広大かつ緑豊かな神域で、100年前は荒地だったところに人工の森を造成。その中には社殿や参道とともに「明治神宮御苑」という庭園があり、「江戸時代の初めから大名の加藤家、井伊家の下屋敷の庭園として、また明治初年に皇室のご料所となった由緒深い名苑」と、参道にある案内板でも紹介されています。


さらに、渋谷川の源流をたどるように南池から清正井まで、6月には美しい花を咲かせる菖蒲田(しょうぶだ)がある遊歩道を歩いて、御苑の最奥にある清正井(きよまさのいど)を目指します。道の脇にある小川も少しずつ小さくなり、いよいよ清正井に。

「清正井」は風水の力がある日本屈指のパワースポットとしても知られてます。富士山と皇居を結ぶ風水の気の流れる地下のルートを龍脈といい、その龍脈に「清正井」があることから風水の力を得られるパワースポットとして注目を浴びているのだとか。御苑の中でもちょっと奥まったところにある別天地ですが、国内外問わず多くの方が訪れている人気スポットになってます。ちなみに、パワースポットに関する通説では、もっともパワーが集約されて高まる午前中に訪れるのがベストなのだとか。午後は自然エネルギーが沈静化するといわれているので避けたいところ。

表参道の冬を彩るまち歩きのもう一つの楽しみ

眺めも良く開放的な屋上庭園「おもはらの森」がある東急プラザ表参道原宿では、2018年2月28日まで『OMOHARA illumination(オモハラ イルミネーション)』を開催しています。樹木に囲まれた空間を約16,000球のイルミネーションで彩り、どこか懐かしく、ホッとできるような明るく優しい灯りを体験することができます。この機会にあわせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
writer / 渡邊 孝明 photo / 東急プラザ表参道原宿、渡邊 孝明
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