
そんな日本茶の新しいスタイルを取り入れた日本茶専門店が密かに注目を浴びている。それが三軒茶屋に店を構える『東京茶寮』だ。

日本各地から仕入れた個性豊かな“シングルオリジン煎茶”

元コーヒーバリスタが目の前のカウンターでハンドドリップして煎茶を提供する贅沢さ

「お茶はとても繊細で、コーヒーとはまた違った楽しみ方ができます。難しく考えることなく、まずは飲んでいただいて、その中で好きな味を見つけていただけたら嬉しいですね」(野口さん)。
同じ茶葉で三煎おいしく味わえる、シングルオリジン煎茶の飲み比べ体験

同メニューは、茶葉の違いだけでなくドリップするお湯の温度を一煎目から三煎目と変化させることで、同じ茶葉でも三煎おいしく味わえるメニューになっている。
茶葉は月替わりで8種類用意される中から好きな茶葉を2種類選べる。今回は野口さんがオススメする「012 ASATSUYU あさつゆ(鹿児島県)」と「023 YUMEKAORI ゆめかおり(鹿児島県)」を選んでみた。
煎茶の味は、「うまみ(アミノ酸))「渋味(カテキン)」「苦味(カフェイン)」の抽出度合いで決まる

こだわりは徹底した湯温の管理。コーヒーのように茶葉を蒸らすことなく、ダイレクトに茶葉に湯を浸透させてビーカーに落とす。
一煎目:淹れたての煎茶は香り高く、甘みとうまみに加えコクが感じられる
淹れたての一煎目は香り高く、多くのアミノ酸が抽出されるため、甘みとうまみに加えコクを感じることができる。
同じく鹿児島産「023 ゆめかおり」は、品行方正な味わいで楽しませてくれるお茶。バランスの取れた甘みと渋味のあとに鼻腔に香るフレッシュさが上品。
煎茶を淹れる器にもこだわっており、香りが滞留するワイングラスのような形状の器で提供される。
二煎目:カフェインとカテキンが多く出るので苦味と渋みが感じられ深い味わいになる

三煎目:飲み比べの締めは玄米茶。お湯を注いだ瞬間の芳ばしい香りがたまらない


ワインや日本酒にも合う「ドライフルーツの羊羹」
セットのお茶菓子は、「ドライフルーツの羊羹」「香るおはぎ」、季節のお茶菓子として「貴腐ワインレーズン大福」の3種類から選ぶことができる。
三煎目まで味わって初めて完成する『東京茶寮』のお茶の形。「日本人が誇るべき煎茶を今後は海外にも広げていけたら」(野口さん)。尚、今年11月、2店舗目となる『煎茶堂東京』が東京・銀座にオープンしている。新しいスタイルの日本茶を三軒茶屋と銀座で体験してみてほしい。
【メニュー】
煎茶2種飲み比べ+お茶菓子 1,300円
※価格は税込
東京茶寮
〒154-0011 東京都世田谷区上馬1-34-15平日 13:00〜20:00、土日祝 11:00〜20:00
月曜(祝日の場合は翌日休み)

この記事の筆者:つくし家(ライター)
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