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女猟師が作る絶品「エゾシカのキーマカレー」は、カレー好きをジビエ好きにさせるウマさ

時刻(time):2017-11-15 05:13源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
ジビエのおいしい季節がやってきた。毎年11月15日~2月15日の間、狩猟が解禁(北海道など例外の地域あり)となる。最高のジビエと出逢うためには、ジビエを知り尽くした店に行くしかない。ということで、かねてよりカレーフリークの間で「シカ肉のカレーがうまい」と話題になっているジビエの店を紹介しよう。 女性猟師の営むカレー&ジビエレストラン 世田谷区喜多
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ジビエのおいしい季節がやってきた。毎年11月15日~2月15日の間、狩猟が解禁(北海道など例外の地域あり)となる。最高のジビエと出逢うためには、ジビエを知り尽くした店に行くしかない。ということで、かねてよりカレーフリークの間で「シカ肉のカレーがうまい」と話題になっているジビエの店を紹介しよう。

女性猟師の営むカレー&ジビエレストラン

世田谷区喜多見駅北口をでてすぐ、7席ほどのこぢんまりとした空間でひっそりと営業する『beeteat(ビートイート)』。

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オーナーの竹林久仁子さんは狩猟免許を持ち、自らがハンティングしたエゾシカ(北海道)、イノシシ、ツキノワグマ(群馬県)などを使ったジビエ料理と、マクロビオティックに対応したインドカレーを提供している。

肉のオーガニックを求めて、狩猟の世界へ

竹林さんが猟師になったきっかけは、自身をおそったアレルギーが発端だった。元々食品に反応が起きていたので、普段から食生活には気をつけていたが、あるときを境に、肉に対してひどいショック症状に見舞われ、やむなく肉を完全に抜いたマクロビオティックの食生活を実践することになった。

そんな状況のなかでも肉の味は忘れられない。「なぜオーガニック野菜があるのに、オーガニック肉はないのか」と。自然により近い肉が流通していないなら、“獲り”に行けばいいじゃないか、と、自らが食べるために狩猟の世界へ飛び込んだ。

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▲シカの腹から出てきたという竹林さんが放った弾

銃猟免許を取得して3年。シカなどの大物狙いともなれば難しい猟になるが、師匠や仲間にも恵まれ、自身の2回目の猟でシカを5頭射止めた。

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天然のシカ肉を初めて口にしたとき「ショック症状はでなかったのでホッとしました。天然ものは脂っぽくなく、家畜の肉とは明確に違いましたね」と振り返った。

カレー好きをジビエ好きに、ジビエ好きをカレー好きにする魅惑の特製カレー

カレーフリークの間でも評判のカレーは、インド料理、アーユルヴェーダ料理研究家の香取薫さんに師事し、スパイスの使い方にこだわったもの。さらにインドにも足を運び、本場の味やスパイスを学んだほど本格的だ。

竹林さんのこだわりは、なるべくオーガニックの野菜をそろえ、素材本来のうまみが活きるようにスパイスを調合し、味を調えることにある。カレーに期待する辛さや香りを心地よく感じる塩梅で、体の内側から温まるのを実感できる。

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初めての方には、ジビエカレーを含む6種類のカレーが全部楽しめる贅沢なミールス「ビートイートカレープレート」(写真上)が断然おすすめだ。

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「ジビエをイロモノ扱いする時代はもう終わりでいいんじゃないかって思います。ジビエが日常になればいいですね」。ジビエ仕様の「エゾシカのキーマカレー」(写真上)は、そんな竹林さんの思いが詰まった親しみやすい一品。シカ肉の力強いうまみは、バスマティライス(長粒種の米)との相性も抜群。特に好んで使うというエゾシカの肉は、他のシカよりも脂が適度にのり、味も良い。

秋刀魚と自家製梅干しという珍しいコンビの、やみつきカレーも

メインのカレーだけは、季節によってメニューが変わる。

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「秋刀魚と梅干しのカレー」(写真上)は、秋が旬のサンマと自家製梅干しを使った、なんとも個性的な一品。他のカレーと比較してキレのある辛さが特徴だが、ココナッツミルクのやさしい甘みが重なる。この絶妙な甘辛の加減が、やみつきになるうまさだ。

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国産チキンを使った「ケララチキンカレー」(写真上)は八角の風味がアクセント。「豆腐とインゲンの有機豆乳ヨーグルトカレー」(写真上)はヴィーガン対応のラクトース(乳糖)フリー。

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定番の「ダル(豆カレー)」(写真左手前)と一風変わった「シークヮーサーのサンバル」(写真右奥)。シークヮーサーを使ったサンバル(南インド風スパイススープカレー)はフレッシュな果汁感がさわやかなので、口直しのスープのようにいただくのもおすすめ。

それぞれのカレーを味わったら、カレー同士をライスと混ぜて、スパイスのハーモニーを堪能しよう。

ごちそう肉の「ツキノワグマ」は、贅沢に「ビリヤニ」でいただく

クマ猟はツキノワグマとヒグマの2種類が獲れるが、特にツキノワグマの肉は絶品。脂をたっぷり蓄えたパワフルな味は、ジビエ界の王様と言える。体格の良い野生のクマが相手ともなると、命がけの猟になるため、猟師にとっても憧れの存在なのだとか。

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そんなごちそう肉を使った「ツキノワグマのビリヤニ」は、クマ肉好きのお客さんから「こんなにおいしいクマ肉を2,000円で食べられるなんて」と驚かれた幻の逸品。クマ肉がある日にしか提供できないため、見かけた時にはぜひ試してみてほしい。

ディナータイムには、予約必須の「ジビエコース」を堪能しよう


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「ジビエコース」は、春夏は5,500円、秋冬は7,000円で、イノシシの豆乳しゃぶしゃぶやエゾシカ肉のグリル、カレーなどジビエを活かした料理を堪能できる。時期によって値段に差が出るのは、シーズンベストの味の良さに加え、希少部位を使用した料理が充実するためだ。

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ドリンクも充実のラインナップ。『木内酒蔵』の生クラフトビール「常陸野ネストビール」や『農楽蔵(のらくら)』の国産自然派ワイン、熊本県相良村産ヒノヒカリを使用した米焼酎「川辺」、減農薬で栽培された大分県産かぼすを使ったリキュール「小野屋のかぼす」など、ジビエやカレーに合わせたい自然派の酒がそろっている。

ジビエは必要な分だけ獲り、必要な分だけ仕入れる

ジビエは法に準じてハンティングし、解体、加工までを信頼のおける仲間とともに行い、必要な分だけ店に届けてもらうように手配している。然るべき手筈を踏むことで、責任をもって安心安全にジビエを提供する配慮は怠らない。

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「お客様にジビエ料理を振る舞いながら、狩りの話をするのも楽しいですね。主に失敗談ですけど。失敗があるから猟は面白いんです」と竹林さん。ここに来ればおいしさだけでなく、ジビエ料理の魅力も深く知れるに違いない。

【メニュー】
ビートイートカレープレート 2,400円
チキンカレーセット 1,400円
ベジタブルカレーセット 1,400円
ツキノワグマのビリヤニ 2,000円
ジビエコース 7,000円(春夏は5,500円)※コース料理は要予約
※価格はすべて税込

beeteat(ビートイート)

〒157-0067 東京都世田谷区喜多見9-2-18 喜多見城和ハイツB1-001
03-5761-4577
ランチ12:00~15:00、ディナー18:30~22:00  ※木曜はディナー営業のみ
水曜  ※休業日などの詳細はtwitterをチェック
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https://www.facebook.com/beet-eat-369902779706346/
https://r.gnavi.co.jp/cfd8pk380000/

この記事の筆者:カメイアコ(ライター)


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