
モーニングは、まるでプリンのような、人気「フレンチ・トースト」から! 前日までに予約必須

なぜなら、軽井沢の1日は、『Café Le Petit Nid 3(カフェ・ル・プティ・ニ トロワ)』の、予約しなければ食べられない「フレンチ・トースト」から始めるに限るから。

予約しても並ぶのは必須で、到着したら入口で名前を記入して、名前を呼ばれるまでのんびりと待とう。土・日は、玄関先で無農薬野菜の販売もあるし、ベンチで読書するのも名案。
名前を呼ばれ扉を開くと、店内はしっとり落ち着いた雰囲気。一度座ってしまえば、ゆったりとしたモーニングのひと時をお約束。

『ブランジェ浅野屋』の角食パン「ホワイトブレッド」は、仕入れてから2日置いて水分を飛ばし、前日に牛乳液に漬け込んでおく。そして当日、注文が入ってから卵黄をコーティング。次にフライパンで焼き色を付けてから、180℃のオーブンで10分間焼き上げるのだ。
ナイフを入れると、きめの細かいパン生地がまるでプリンのように、ぷりんっ、とろ~ん。添えられたブルーベリーのプリザーブや、メープルシロップをお好みで。
さらに心奪われたのが、自家焙煎の豆を使いていねいにハンドドリップされるコーヒー。スッキリとキレが良く、ブラックでも飲みやすい自慢のコーヒーは、ポットでたっぷり2杯分。このたっぷり感に、「どうぞごゆっくり」という、店主夫妻の思いを感じる。
【メニュー】
フレンチ・トースト 1,000円(前日までに予約)
フレンチ・ドッグ 850円
ふわふわ卵のサンドイッチ 900円
銅板で焼いたホットケーキ 900円
(すべて、コーヒー・紅茶などの飲み物付き)
※価格は税込
Café Le Petit Nid 3(カフェ・ル・プティ・ニ トロワ)
〒389-0113 長野県北佐久郡軽井沢町大字発地1398-4570267-48-3334
8:00〜13:00
木曜・金曜

長野県上伊那郡で育つ「ぎたろう軍鶏」の炭火焼手羽の親子丼

ランチメニューは3〜5種類のみで、狙うは、「SUPER親子丼」(写真下)。限定20食なので、開店直後に訪ねなければならないのだ。

蓋を開くと、炭火で香ばしく焼き上げた鶏の香りが、ふわ〜っと立ち、食欲をそそる。縦にスプーンを入れて、鶏、卵、ご飯の三層をゆっくりそのまますくう。最初に口に触れるのは軍鶏。弾力と歯ごたえはしっかりあるが、硬くなくやさしい口当り。
絡むとろっとろの卵は、濃厚で甘みの深いことといったら! 最後に感じる米粒は、ひと粒ひと粒の存在感を放つ。これを、甘くないすっきりとしたタレが、見事にまる〜くまとめてくれる。三味、いや四味一体の完成度の高さにうっとりだ。
店主の柳沢俊明さんは、「おいしいものをよくご存知の、別荘のお客様が、いい食材を見つけては教えてくださるんです」と、優れた食材との出逢いを話す。
夜は、信州の地酒を楽しめる居酒屋の顔になる。が、地酒、ランチのお供にも遠慮なく。
【ランチメニュー】
SUPER親子丼(限定20食) 1,600円
定番 ぎたろう軍鶏の親子丼 1,300円
上ロースカツ定食 1,650円
※価格は税抜
Ogosso(オゴッソ)
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉1999-10267-42-6339
11:00~15:00(14:30L.O.)、17:00~22:00(21:00L.O.)
水曜・第2火曜

1982年創業の『アトリエ・ド・フロマージュ』の直営店でチーズ三昧しよう!

チーフの小野寺真之さんは、「開店前に並んでいただくと、比較的スムーズにご案内できるのですが……」と、恐縮する。

まずは、「軽井沢チーズ熟成所のフォンデュ」(写真上)を。こちらは、すぐ近くにある、『軽井沢チーズ熟成所』の2階で半年間熟成させたセミハードの「軽井沢チーズ」を使用。白ワインだけで溶かし、燻製オリーブオイルでスモーキーな香りをつけるのだが、後から燻製香が広がる。

フレッシュトマト、クルミが色と食感のアクセントで、運ばれる際、そのサイズに驚くが、意外に軽く、1人で1枚平らげる人も。
3つめは、上田市産の「青山卵」を生のまま落とし、チーズで蓋してオーブンで焼く「青山たまごの焼きチーズカレー」(同・左)。蓋になるチーズは、硬質チーズ、モッツアレラ、ゴーダの3種を使っている。


【メニュー】
軽井沢チーズ熟成所のチーズフォンデュ 1人前1,700円
チーズ工房のクアトロフォルマッジ Lサイズ1,850円
青山たまごの焼きチーズカレー グランデ1,400円
自家製チーズの盛合わせ(5種) 1,000円
※価格は税抜
アトリエ・ド・フロマージュ 軽井沢ピッツェリア店
〒389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東22-10267-42-0601
11:30〜15:00、17:00〜20:00
木曜

人気トラットリア『プリモ』は、徒歩10分で紅葉狩りができる「雲場池」の近く

「訪ねてくださる皆さんに食べていただきたいので、ご予約制ではないんです」と、店長の高山健さん。続けて、「ふと思い立って訪ねていただける、トラットリア(食堂)なんですよ」。
店頭にあるリストに名前を書いて、待ち時間が30分以上あれば、近くまで散歩して過ごすのもいいだろう。

「大変お待たせしました」と、笑顔で迎えられて天井高く広〜い店内へ。

信州サーモンと彩りきれいなアボカドを合わせたサラダ「スモークサーモンとアボカドのサラダ」(写真上)は、人気の前菜。チコリやトマトやレタスなど、地元産のフレッシュ野菜がサーモンの下にたっぷり盛られたひと皿だ。

豚の血を表面に塗り燻製する黒ベーコンのインパクト、香り高いバジルソース、みずみずしい野菜のバランスの妙に魅了され、手が止まらなくなる。
鉄板で焼き上げるので最後の1枚まで温かいだけでなく、ふちのカリッも持続するのには驚いた。

かき揚げ卵が入ったトマトクリームソースで、カルボナーラのトマト味といえば伝わるだろうか。

【メニュー】
スモークサーモンとアボカドのサラダ 1,404円
ピッツァ ルスティカ 1,836円
スパゲッティ・アッラ・パルティノベ 1,296円
※価格は税込
trattoria primo(トラットリア プリモ)
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢330-80267-42-1129
11:30〜14:45(L.O.)、17:00〜21:15(L.O.)
不定休

都内から電車で1時間強。いざ、軽井沢へ!
軽井沢の人気店めぐりは、レンタルサイクルを利用するも一案。高原の秋の風をきって自転車でスイスイ走れば、待ち時間も有効利用できるし、カロリー消費にもなりそうだ。この記事の筆者:松井一恵(文筆家)
【Not Sponsored 記事】